さまざまな名画のタッチを筆ペンで再現するテクニックを学べます!

a-趣味どきっ! 名画に学ぶ にっぽん 筆ペンイラスト


1本で細い線や太い線に塗りまでこなせる、多彩な表現が持ち味の「筆ペン」。

墨や硯の準備もいらず、手やテーブルを汚す心配もない手軽さで、プロアマ問わず大注目の画材です。

そんな筆ペンを使って日本の名画に挑戦できるイラスト講座本「NHK趣味どきっ! 名画に学ぶ にっぽん 筆ペンイラスト」が刊行されました。


誌面では鳥獣戯画や国芳の猫のほか、伊藤若冲、竹久夢二、横山大観などの作品をイラストに仕上げる方法を掲載。

登場する画家の作品も多数掲載しており、鑑賞するだけでも楽しい1冊です。


価格は1,430円(税込)。

2021年1月25日より、全国の書店にて販売中です。

当記事では、「名画に学ぶ にっぽん 筆ペンイラスト」の内容をご紹介します。




日本の名画が描けるようになってしまうイラスト講座。多種多様な名画のタッチを筆ペンで再現し、イラストに仕上げる方法を学びます。


1. 墨色で描く日本の名画


シンプルで素直な線〜国芳の猫〜

a-国芳の猫

強弱のない均一な線で猫の輪郭を、墨色でブチを描きます。

なぞり描きで練習し、形を取る感覚がつかめたらフリーハンドで挑戦。

最終的には、はがきに自分なりの国芳の猫が描けるように。



メリハリを表現する〜鳥獣戯画〜

a-鳥獣戯画

大人気の鳥獣戯画。メインキャラクターのウサギ、カエル、サルほか、草木やネズミなどの脇役たちを描きます。

単体をなぞり描きで練習してから、有名なシーンへ。

最終的にはミニ絵巻にするなど、自分なりにアレンジを。


他にも、グレーの筆ペンをメインに使う、若冲の《果蔬涅槃図》のイラストにも挑戦できます。

この作品は、涅槃図の釈迦を大根に見立てたユニークなもの。たくさんの野菜や果物のモチーフの中から数点をピックアップし、生き生きとしたその姿を描いていきます。


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2. カラーで描く日本の名画


色を使ってみる〜光琳・紅白梅図屛風〜

a-紅白梅図屛風

絵のモチーフとして人気のある梅。

尾形光琳の傑作から梅の花の部分を抜き出し、カラー筆ペンを用いて再現します。


この他、奥村土牛の代表作の一つ《醍醐》に描かれた "しだれ桜" を題材にぼかしのテクニックを、竹下夢二の《黒船屋》で美人画を、巨匠・大観の描いた富士に筆ペンで挑戦します。


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3. とじ込み付録:「なぞり描きお手本」


切り離して使える下絵が付いてきます!

a-なぞり描きお手本

付録には、講師・村西恵津さん描き下ろしのなぞり描きで使える下絵が登場。

なぞり描きをすることで、形をとらえる力、筆ペンを持った手の動かし方、強弱のつけ方を身につけられます。


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4.「名画に学ぶ にっぽん 筆ペンイラスト」内容一覧


本の目次は次のとおりです。ハードルが高く感じられる日本の名画を、筆ペンで再現するテクニックを学べます。

#1 シンプルで素直な線~国芳の猫~

#2 躍動感のある線~鳥獣戯画~

#3 メリハリを表現する~鳥獣戯画~

#4 グレーが主役~若冲・果蔬涅槃図

#5 色を使ってみる~光琳・紅白梅図屛風~

#6 ”ぼかし”と”にじみ”~土牛・醍醐~

#7 人物を描く~夢二・黒船屋~ 

#8 風景を描く~大観・霊峰飛鶴~



鳥獣戯画から、国芳、若冲、夢二、大観まで。

あの名画が筆ペンで描けるようになるイラスト講座本の「NHK趣味どきっ! 名画に学ぶ にっぽん 筆ペンイラスト」。

おうち時間を活用し、筆ペンのテクニックを磨くのにぴったりな1冊です。

本の内容はNHK Eテレ1にて、2021年02月03日 午後9:30 ~ 午後9:55に第一回目の放送が行われます。

ぜひチェックしてみて下さい。

NHK:趣味どきっ!

日本の名画が描けるようになってしまうイラスト講座。多種多様な名画のタッチを筆ペンで再現し、イラストに仕上げる方法を学びます。


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