日本はもちろんのこと、海外でも注目されているおりがみ。
小学校など教育現場の教材として、指先のトレーニングが認知症予防にもなるとして、幅広い年代に楽しまれています。
そのおりがみの世界で、「カワ難(むず)おりがみ」というジャンルを打ち出した、通称おりがみ王子こと有澤悠河さんによる作品集『おりがみ王子の カワイイ! けれど難しすぎるおりがみ』が発売されました。
著者の有澤さんは弱冠21歳にして、「マツコの知らない世界」(TBS系:2018年11月20日放送)、「沼にハマってきいてみた」(NHK Eテレ:2019年06月26日放送)などに出演する、おりがみ界の若き実力者。
すべての作品を紙1枚で作れる手軽さと、出来上がったときの達成感がたまらない、大人もハマるおりがみワールドを体験できる1冊です。
発売日:2019年8月8日
価格:本体1,600円+税
当記事ではそんな「カワ難おりがみ」本の中身をご紹介します。
1. おりがみ王子の世界観が広がる作品集
2. オリジナル16作品の作り方を紹介
3. 本を見て作ったみんなの作品と口コミ
4. おりがみ作家と和紙職人。2つの顔をもつ著者の活動を紹介
5. 著者プロフィール
6. 『おりがみ王子の カワイイ!けれど難しすぎるおりがみ』概要
1. おりがみ王子の世界観が広がる作品集
まずは、ネコや金魚、ゾウなど、おりがみ王子が作り出す、カワイイ世界観の写真集が登場です。
動物の丸みやしっぽのふさふさなどを、和紙の特性を使って見事に再現しています。
中でも圧巻なのは、構想5年製作に5か月もかかったというドラゴンの写真。
牙や大きな翼などを90センチ大の1枚の紙を全く切ることもなく作り上げたとのこと。販売価格100万円という大作を、大きな写真で楽しむことができます。
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2. オリジナル16作品の作り方を紹介
本書では、おりがみ王子の作品のうち、16作品の折り方を収録。
フライドポテトやモモンガなどの初級編から、106工程もある上級編のネコの折り方まで、写真をたくさん使って丁寧に解説しています。
上級編の作品は、1回ではうまく折れそうにないほどの複雑さ。出来上がったときの感激もひとしおです。
【おりがみ王子 有澤さんによる作品紹介】
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 23, 2019
『金魚』
CorsoyardのOrigamiJewelryシリーズでも大好評の作品。
尻尾のふんわり感がポイントです。
変則角作品なので、少し変わった折り工程が楽しめます。#カワ難おりがみ #金魚 pic.twitter.com/1GXBAf0ZRR
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 24, 2019
『クリスマスツルー』
僕の作品の中でも最も広く親しまれている作品です。
タイトル含めて楽しんでください〜!#カワ難おりがみ #クリスマスツルー pic.twitter.com/xQuq0u3bAe
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 25, 2019
『シンプルホルン』
折り紙初心者でも折れるように、かつ折り紙の奥深さにも触れてもらえるように、と創作したもの。
シングルホルンのモジリです。笑
面が大きくてメッセージカードなんかにも使えるので、吹奏楽部で重宝しそう。#カワ難おりがみ #シンプルホルン #ホルン pic.twitter.com/lUkBJPFwDy
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 26, 2019
『小鳥』
リアルというよりは、折り紙的なデザインに。
折り筋つけと折り始め工程の意外さが個人的にお気に入りです。#カワ難おりがみ #小鳥 pic.twitter.com/DcVq66YZT1
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 27, 2019
『エゾリス』
尻尾ふんわりの可愛い子です。
折り工程化に一番苦労した作品。
複雑な工程が連続しますが、スムーズに折り畳めると何とも爽快です!#カワ難おりがみ #エゾリス #リス pic.twitter.com/LuFZyjmfxW
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 29, 2019
『キツネ』
今回の出版にあたり、2013年に創作したものを大幅に改良した新作。
頭部の構造はそのままですが、見た目は全く別物になりました。
仕上げまで22.5°系で統一でき、可愛さもアップしたので改良大成功です。#カワ難おりがみ #キツネ pic.twitter.com/LSVzcoITuh
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) July 31, 2019
『モモンガ』
リアルな立体もいいけど、ペタっと平面も可愛いよね!っていう作品。
見た目に反して、中の構造は整数比角+22.5°による変則角パラダイス。
意図的なズレや意外なピッタリと、妙な感覚を味わえます。#カワ難おりがみ #モモンガ pic.twitter.com/RULfJLhZAr
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) August 4, 2019
『マンモス』
のっそり大人しい雰囲気のマンモス。
鶴の基本形をベースにすることで、鼻と牙を無理なく折り出しつつ、胴体の重量感を出しています。
表紙では主役級の存在感を放っております…笑#カワ難おりがみ #マンモス pic.twitter.com/9DZtlA5jas
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) August 5, 2019
『ゾウ』
胴体の多面体感がお気に入り。
首周りは妙なこだわりが詰まっており、テクニカルな折りの連続です。笑
マンモスと似た題材ですが、構造は全くの別物なので比べてみると違いを楽しめます。#カワ難おりがみ #ゾウ pic.twitter.com/qM1LRgnjiF
《掲載作品紹介》
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) August 10, 2019
『ヘラクレスオオカブト』
可愛くデフォルメしたカブト界の王様。
シンプルな四鶴構造ですが、背中のインサイドアウトと小楯板がポイント。
リアルに折り込んでも楽しい作品です。#カワ難おりがみ #ヘラクレスオオカブト pic.twitter.com/gybQOR9kjd
※収録作品の注意点
そうですね、、
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) August 11, 2019
表紙のラブラドールレトリバー、アキアカネ、ドラゴンについては収録されておりませんのでご注意くださいませ🙏 https://t.co/3b2P5QhLkV
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3. 本を見て作ったみんなの作品と口コミ
「カワ難おりがみ」より “シンプルホルン”を折りました〜🤗
— 虹色工房 (@2013nijiirokobo) August 13, 2019
左…和紙(金絹目)15㎝
右…金10㎝ 使用
ホルンは 大きめの方が カッコイイみたい…😉
次は 金魚🐠にチャレンジ予定👊🏻
本📒を見て ダンナと息子は“アヒル”がいい と言っているから 折って見なきゃ❣️#カワ難おりがみ #ホルン #有澤悠河 pic.twitter.com/xF4gGLr895
本日「世界の昆虫展」で有澤さんにお会いしてカワ難おりがみサイン本をゲット。
— タナカヒロユキ@切り絵技師 (@kirigami46) August 13, 2019
Corsoyard代表の澤木さんに再びお会いできて、紙の解説をいただいて和紙ゲット。
「金魚」にチャレンジ。難しいけど今までにない立体感と達成感ゲット。#カワ難おりがみ #折り紙王子 pic.twitter.com/oigKzJsdeB
「#エゾリス」創作:#有澤悠河
— str___1212 (@str___1212) August 9, 2019
昨日、届いた本を見て、さっそく折っていました。どの作品も可愛く、自分では折れない母なので、長男が早くシロクマを折ってくれないかな~と楽しみにしています。以前、自分で漉いた和紙で折ったので「有澤さん@arisannoorigami みたい」と嬉しそうな長男でした。 pic.twitter.com/BFXbsczhEj
ありさんの「アヒル」折りました。
— えずの (@ezunogunndann) August 14, 2019
タイトル通り適度なかわムズ!
#カワ難おりがみ
創作:有澤悠河 pic.twitter.com/lmdyJwZh0W
ありさんのキツネ
— Tommy03 折り紙 (@tommy03ori) August 15, 2019
15cmでは以下略
__人人人人人人人__
>あまりに小さい<
/YYYYYYYYYYYY\ pic.twitter.com/xahtdA1nMh
出来ました、ありさん(有澤悠河さん(@arisannoorigami )の「 ネコ🐱」
— 折り紙職人 (@origami0825) August 12, 2019
「 おりがみ王子のカワイイ!けれど難しすぎるおりがみ」より。20㎝タント使用。一番折りたかった作品😭 難しかったけどなんとか完成しました。糊付けしてないので、あとで仕上げます#折り紙作品 #カワ難折り紙 #ネコ pic.twitter.com/0x1lfZT2om
#カワ難おりがみ
— はぎーさん。(hagi-san.) (@EuLVstKEzmRaJhM) August 12, 2019
ひとまずネコから折りました。どうにかこうにか。
セリアのデザインペーパーを使用。 pic.twitter.com/9d1eotdTQv
ありさん本より
— HK (@Titipin) August 12, 2019
ネコ🐈
いろいろ鬼畜じゃん、これ
14.5cmの伊織の折り紙より#折り紙作品#折り紙王子#カワ難おりがみ pic.twitter.com/ZEP9KiyHQC
テレビでも人気!のおりがみ王子こと有澤悠河さん @arisannoorigami 初の著書からいくつか折らせていただきました
— 創作折り紙カミキィ✴️本「カミキィの季節のおりがみ」発売中 (@kamikeyorigami) August 14, 2019
「カドマツル」「クリスマスツルー」が特にお気に入りです!
「シンプルホルン」もかわいいなあ。(難易度もこのくらいだと嬉しい^ ^)#カワ難おりがみ pic.twitter.com/Np6TvcH74j
#カワ難おりがみ を見て、たくさんの方が僕の作品を折ってくれて、投稿を見るたびに「頑張って良かった、、」と編集の努力が報われる😂😂
— 有澤悠河 @書籍『カワ難おりがみ』発売中 (@arisannoorigami) August 14, 2019
本当にありがとうございます!!😂
上記のハッシュタグか@で僕のIDを入れてくれると見つけやすいです!
折った作品をツイッターに投稿すると、著者の有澤さんに見つけてもらえるかも!?
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4. おりがみ作家と和紙職人。2つの顔をもつ著者の活動を紹介
おりがみ作家でもあり和紙職人という2つの顔を持つ著者がどんな毎日を送っているのかがわかる密着ページも収録。
そのほかに、小さい頃の写真が満載のヒストリーページなど、テレビに出演すると「キャラクターがかわいい」「こんな子供が欲しい」と話題になる、おりがみ王子のパーソナルな部分も掲載されています。
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5. 著者プロフィール
著者:有澤悠河
1997年、北海道札幌市生まれ。幼稚園の時におりがみと出合い、12歳から難解なおりがみに取り組み始め、その後オリジナルの作品を作るように。
高校卒業後の2016年、美濃手漉き和紙工房『Corsoyard』 に弟子入りし紙漉き職人の修業を始める。
「マツコの知らない世界」(TBS系)、 「沼にハマってきいてみた」(NHK Eテレ)など、数々のテレビ番組にも出演。若きおりがみ作家として、日本全国の展示会への参加など精力的に活動中。
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6. 『おりがみ王子の カワイイ!けれど難しすぎるおりがみ』概要
書名:『おりがみ王子の カワイイ!けれど難しすぎるおりがみ』
著者:有澤悠河
仕様:A4正寸、96ページ
発売日:2019年8月8日
ISBN:978-4-04-896566-8
定価:本体1,600円+税
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